職業訓練給付金の訓練は、まるで「就職活動をしてはなりませぬ」と言わんばかりの厳しさです。
失業保険の若い衆が、ハローワークに行って来ますとか、相談室に行って来ますなどと訓練を休むことが出来る。
体調が悪い時は、マツキヨなどで風邪薬を買ったレシートで証明になり、休むことができる。ある意味自由。
対して、職業訓練給付金の人達は一度でも遅刻すると訓練中止で給付金停止。
ハローワークは、訓練が終わってから行け。体調が悪く休む時は、病院の領収書ご必要。
訓練時間中に、職業相談室へ行くことはもちろんハローワークへも行ってはならない。
派遣会社への登録会もダメ。
これは就職活動をしてはダメってことに等しい。
つまりハローワークが認めたやむを得ない事情に当てはまらないケースは全て不正受給として訓練中止と給付金中止になる。
このくらい生活保護受給者にもやって欲しいものだ。
働こうと頑張っている国民に厳しく、働く気のない生活保護受給者に手厚い。なんだか訳が分からない。
笑えない話で、訓練校へ向かう途中で悪人に追われた子供が助けを求めて来ました。
子供を助けたため訓練に遅刻しました。
さてどうなるか?
やむを得ない事情に当てはまらないよね。
こうして失業保険の人達が就職を決めていく中、身動き取れない給付金の人達は最後まで取り残されるのだ。