明日の手術の準備が始まり、まずは全身の体毛を剃る全身剃毛が行われました。
緊急入院の際にICUで裸体を晒したので開き直りは早かったのですが、剃毛してくれるのが若い看護師さんには変わりないのです。
最初は、気は優しく力持ちの明るい看護師さんが剃り始めました。私も、冗談を飛ばしつつ剃毛をされいよいよ下半身に進もうかというタイミングで新人の美人看護師が「剃毛が初めてなので見学させて」とやって来て、ジーッと見られつつ上半身の剃毛を終えました。横からジーッと観察されながらの剃毛って少し恥ずかしいですね。
今まで剃毛していた気の優しい看護師が他の入院患者さんの対応で席を外すことになり、なんと美人の新人看護師が下半身を剃毛することになりました。新人看護師と言っても、社会経験を積んだ後で看護師を志したタイプで落ち着いていらっしゃる。
いやらしい気持ちがあるとかないとか、そんなことは別として、自分の意思に関係なく男性自身を触られるのだから、反応しない方がおかしいのですよ。傷口を不意に触られて痛っ!と反応しない人がいないのと同じです。
緊急入院の時のように、痛みで余計なことを考える間がない言うのとは状況が違います。
手術を控えている身体とは言え、歩き回れる程の元気な男です。恥ずかしながら反応して少し硬くなってしまいました。毛が無い分なんだかいつも見慣れた愚息より少し大きく見えました。急所を離れ太ももなどを剃られているとそれまた感じてしまうのです。頭の中でかけ算九九などで気を紛らわす位では間に合わない。
ここは潔く、ごめんm(__)m
反応してしまったと美人看護師に言うと、「大丈夫ですよ〜。。。」冷静に答えられると、社会人経験のある新人看護師さんしかも美人で、剃毛が初めて。。。恥ずかしい。
エロい話ではなく、やはり人間だもの。男だもの。しょうがないことも起こるさ。

その後、麻酔科の先生がやって来たときに看護師が点滴の針を刺すのに苦戦していると、「良いよこのままで。私が良ければそのままで」の一言で、一つ痛みを回避できました。
ただ、そのお言葉の前に太い針を一度失敗して痛い目にあっていたのですが。
麻酔科の医師によると、胸と腹を同時に手術するのは結構大変であまりない手術らしいです。
一つ一つやった方が、医師も患者も時間的にも体力的にも楽らしい。それはそうだろう。
「痛い時は、痛いと言ってね〜」そうでなければ良い方に回復していると捉えるから。
「痛い時は、ここが痛い」とか言ってもらうと痛み止められるから。。。なるほど。
「びっくりするぐらい太い針を何本も打つからね〜」「でも大丈夫。寝てる間に打つから」σ(^_^;)
第一の関門は「自分で呼吸ができること」「人工呼吸器外すこと」ね。
第二の関門は」食事ができるようになること」「しばらくは食欲ないから」
「胸より、腹の方が痛いよ。。。」
手術は、ドラマのように緊迫していないから「緊張しなくてもいいよ」
なんか、無事に手術を終えられる気がしてきた。
お任せします。