朝、先日から言われていた主治医が病室を訪ねて来た。想像よりも若い。若過ぎる。不安が増す。ネットで調べると医学部卒業後、実質4年目である。自分自身も専門職としての4年目の頃を考えると未熟である。そんな医師に自分の心臓を開かせるわけにはいかない。
ご家族と一緒に手術の説明をしたいと言われ、妻君にお伺いをたてると意外にも仕事が休みで昼2時頃病室にやってくることになった。
3時に風呂の予約をしていたが、説明に時間がかかるからキャンセルした。
科長の説明と同じ話を聞いて病室に戻ってくると、待ってましたと看護師がやって来て、明日から絶食ですと言い出す。絶食の覚悟はしていたが、意外にも早いなと思った。
今から点滴用のラインを取ると言い出したが、
明日でよくない?主治医に聞いてみるとのことで、このスキに、病院近くのコンビニに急いで向かい、飲み物と飴を仕入れた。帰ってくると
主治医に聞いた結果、夜中の12時から点滴を始めるとのこと。
それから点滴用の血管からのラインを取るのに5人がかりだ。日勤と夜勤の交代の時間帯に、双方が選手交代でチャレンジするもなかなか血管が見つからない。1時間程ドタバタでやっと確保した。
手術まで4日の絶食。術後2日程は何も食べられないかもしれない。点滴で栄養を摂るとは言え一週間近くも食物を口にしないなんてことは初めてである。どのような結果になるのか想像もできない。
途中、新人看護師がやって来て、色々とデータを集めにくる。その新人君が、さっきカルテを確認したら執刀医は科長で、その下にナンバー2、若手医師は私の主治医で3人体制でオペが行われるとのこと。安心した。
26日手術、その後ICUに2日程、HCUに2日程入り一般病棟に移り三週間程で退院だそうだ。治りが早ければ二週間ほどの入院で退院かもしれないとのことだった。

バスタオル5枚、タオル5枚、吸い飲みはダイソーで妻君に買ってきてもらった。
それにしても、ダイソーに無いのは米と味の素くらいではないかと思えるほど、品揃えは豊富だ。入院には重宝する。
タオル類は、自分で買う機会は意外に少ない。景品や贈り物で貰うことで用が足りるからだ。いざ買うとなると案外高いことに気づく。スリーコインショップなどを賢く利用して揃えよう。とは言え、地方に住んでいるとダイソーだけでも近くに店舗が無い場合も多い。そんな時はアマゾン楽天通販は便利ですね。
着々と手術の準備が進んでいる。